欠測②

欠測した天気情報について

よくよく考えたら、表示されていた気温は明日の予測なので

比較対象は今日の気温であるということに気付いた

つまり、欠測していたのは今日の情報だったのだ

 

「前日との比較なし」という表現によって

なんとなく今日の前日、つまり昨日の情報と誤認してしまったが

なんのことはない、明日の予報の前日とは、今日のことである。 



なーんだ、すべては勘違いだったのかと

一瞬思ったが、勘違いを元に昨日の情報を遡り

異なる地図が使われていたのを確認したことは事実としてある

 

もしやこれもまた、何か私の思い違いによる錯覚なのではないのか

ゆらゆらしているのは結局自分だけだということに

またすぐ気付くのではないか 

そんな気もしてくる 

 

妙な気分をじっくり味わっておかなくては 

欠測

NHKの天気予報を見ていたら、関東地方の明日の気温を表示する画面で

本日との気温差を示すプラスマイナスの表記が、宇都宮だけ出ていなかった

 

ほかの地名には+5とか、今日の温度との差がもれなく書いてあるのに

宇都宮だけ空欄なので、おや?と思ってよく画面を見てみると

右上のあたりに「宇都宮 アメダス欠測により、前日との比較なし」と書かれていた

 

 

そういえば以前もどこだかで、アメダス欠測で昨日と比較できなかったと

いう文言が書かれていたのを見たことがあった気がする。

たまにはそういうこともあるんだね

 

 

そうすると気になるのは、欠測した昨日のことだ

昨日は気温を表示できなかったのだろうか

 

「今日はアメダス欠測なので、宇都宮の気温はわかりません」

などと書いてあったのだろうか? 

そんなの見たら今日のよりも記憶に残ると思うけど。 

あるいはテレビ局の温度計とかで測ったやつを間に合わせで放送したりしたのかな




NHKは、インターネットで見逃し配信を見られるサービスがある

当該番組を確認してみると、数日分の放送内容を再生することができるようで

本日分では先ほどテレビで見たとおりの記載があることを確認した

そして昨日の分を見てみると

なんと関東の地図のレイアウト自体が変わっていて

宇都宮を含む北関東がばっさりカットされていたのである

宇都宮のほか、前橋、日光、 水戸、日立といったエリアも域外になっていた

 

アメダス欠測をごまかすために地図を調整したとは考えにくい

それができるなら、今日も欠測などと書かずにカットした地図にすればいいのだから

別な理由によるものだとは思うけど

それにしても日によって使う地図の範囲が違っていたというのは

不思議な事実である

 

 

こんなことでもなければ、毎日の天気予報の地図の差なんて

比べることはないだろうから、気付かなかったことだ

欠測という端緒から思わぬ波紋が広がる

まだゆらゆらしてる

月見バーガー2026②

さて、すっかり秋となったところで

今年の変わり月見第二弾「北海道産じゃがペッパー月見」を食べに行った


 

胡椒で味付けされたじゃがいもがごろごろ入っており、案外主張がある

セットを頼めばフライドポテトは付属してくるので

バーガーにまで芋要素は要らないかもと思ってしまうところだが

食べてみれば別物なので特に気にならない 

 

食べ進めるうち、あることに気が付いた 

胡椒で味付けされたじゃがいもにたまご、ベーコンとくれば

構成要素としてはかなりポテトサラダじゃないか

ビーフパティにしたって、ひき肉入りのポテトサラダはあるし

ポテトサラダの役者が揃い、それをパンで挟んだなら

それは最早ポテサラサンドイッチなのではなかろうかと

 

 

身構えてしまった

一度そうと考えたら、それにしか感じられなくなってしまうのではないか

今まで食べていた期間限定月見バーガーが、実はポテサラサンドであると

脳が理解してしまった場合、既知の味として矮小化されるのではなかろうか

 

 

それに気付いてからの次のひと口は、 やや緊張があったが

意を決して頬張り、ポテトサラダの気配を探ってみると、全然そうでもない。

 

構成員をひとつひとつ味わい検分しても、たしかに共通してはいるが 

出来立てのあたたかいバーガーであることがまず違いとしてあるのに加え

最も大きいのは、おなじみの黄色いチェダーチーズの風味が

全体の印象をマクドナルド側に強く引き戻す役割を果たしているのだった

なるほどね

 

このチーズが主役級の働きをしてるように感じたのははじめてだ

チーズバーガーですら思ったことなかったのに。

 

 

なんだか芋でも月見でもないところに感心してしまった

味の好みとしては可もなく不可もなくといったところです

足摺海底館


 

5月から休館していた足摺海底館が

再開を断念し営業終了してしまうことが決まったという

9月いっぱいで終わるとのことだが、いまも休業中なので

そのまま退役ということになるようです

 



子供のころの夏休み、高知の祖父母の家に行くと

毎度一回は連れて行って貰った、竜串の足摺海底館と足摺海洋館。

海洋館の方は何年か前にまるっきりリニューアルしてしまい

当時の面影は跡形もないが 、海底館はかつてのままの姿を残している

 

知る限り実在の建造物の中では究極に美しいもののひとつだと思うが

そもそも私の美的感覚の形成に強烈に作用したオブジェクトであるので

個人的にそう感じるのは当然ともいえる。

 

 

高知に行った際にはなるべく寄るようにしていたが

辺鄙な立地のためか、訪れるタイミングが悪かったのか

いつ行ってもさほど繁盛しているようには見えなかった 

しかし2022年に50周年、及び国の登録有形文化財へ登録されて以降は

外装は色褪せても、それまでより幾分活気があるように見えたし 

浸水で休業というニュースが出たときも修復して再開していたので

なんとなく先行きを楽観視していたが世知辛い判断がなされた


  

 

ひとまず即解体撤去という話ではないらしいのがせめてもの救いだ 

文化財としての維持や利活用は有り得るのだろうか  

なんにせよその余生がいいものであることを祈るばかりです

展示情報

今月6日まで金沢でやっていた展示「路上、お邪魔ですか?」が

東京に巡回し、渋谷の松濤美術館にて本日より開催しているそうです。

機会があればぜひお出かけください

 

 

 

路上、お邪魔ですか?
渋谷区立松濤美術館
会期:2026年9月19日(土)〜11月23日(月・祝)
 
開催概要ほか、くわしくは公式サイトへ

 

月見バーガー2026

夏の終わり際から雨が続いて、めっきり涼しくなってきたが

雨模様だから気温が上がりきらないのかな、晴れさえすれば

また暑い日になるのではないかな、という予感を維持しながらも

すっきりしない天気と涼しさは続き、どうやら本当に秋になってしまった

今もつくつく法師の声はしているが

耳を傾けておいたほうがよさそう。


 

 

今年も月見バーガーの季節がやって来たので、食べた

本当はもっと早くからやってたのを知っていたんだけど、機を逸しており

すっかり秋と認めざるを得ない気候になってからの月見となった

 

今年の変わり種は「炙り牛すき焼き風月見」とのことです

バンズも柔らかいタイプで、チーズとたれがねっとり一体化して

焼肉のたれと融合した月見バーガーといった趣き。これはこれでうまい

すき焼きからはやや遠ざかっている気がするけど。 

 

 

今回事情があって店内で食べることができず、持ち帰ったので 

数十分のうちに具材がなじんで一体感がアップしていたかもしれない

また、マクドナルド店内の空気はなんとなく独特の風味があるので

そこから切り離された月見バーガーは、また違った味わいとなる

これを含めて今年の味と考えることにする

 

 

 

いまマクドナルドのホームページで確認してみたら

9月23日で炙り牛すき焼き風月見は終了し、翌日から新たに

「北海道産じゃがペッパー月見」 が販売されるとのことです

こちらも折を見て嗜むことにしたい

 

季節の変わり目を念押しするかのような二段構え。

ついついぼやけがちな季節感に、過剰な構成は有り難くもある。

2026年の秋でございます

単行本情報

11月末、通算十三冊目となる単行本が発売予定です。
タイトル「辺境の友だち」。
 
「つくもごみ」以降、概ね昨年春くらいまでに発表した作品を収録予定です
現在準備中。乞うご期待


これに合わせ、「蟹に誘われて」「枕魚」「動物たち」「二匹目の金魚」「グヤバノ・ホリデー」の
五冊が、「蒼天」からのコミックスとしてリイド社より再刊行されます。
現在電子版の配信が停止していますが、再刊行時に配信再開される筈ですので
ご不便おかけしますがしばしお待ちください。
 
各単行本には、旧版に解題が収録されていなかったものには
解題を書き下ろしで追加するほか
旧版の書店特典など、些少ですが各巻追加収録している要素があります。 
また本の仕様は造本含め基本的に旧版を踏襲しています。
何卒よろしくどうぞ

漫画情報

50号をもって刊行終了となった「楽園」を継続するかたちで

リイド社より「蒼天」が発刊されることになりました

本誌、WEB増刊の刊行ペースも以前と同様です

引き続き参加してますので、よろしくお願いします

 

第一号が10月末発売予定となっています 

今後の最新情報ほか、詳しくは公式SNSを見てみて下さい

https://x.com/souten_info 

夏休みの匂い

部品を交換して手入れした原付の試運転をした

結果としては、部品の交換には絶大な効果があった 

 

ギヤと駆動部分の部品をいくつか刷新しており、どんぶり勘定だが計算上は

およそ2%程動作が軽く、8%程度の推進力向上が見込まれるものである 

そんな計算問題のようにいくんかいなと思っていたが、案外うまくいったようだ

 

今回ばらした部分は洗浄して注油もしたので

数値以上に力の伝達効率が良くなっているというのもあるかもしれない

目に見えてすいすいになって気分が良い。

 

まだ面倒を見なければいけない箇所はちらほらあるが

手をかけるとその分ましになってくれる機械は付き合い甲斐がある


 

 

原付なので、たいしたスピードはでないが

それ故、エリアごとにころころ切り替わる空気の匂いを拾うことができる

自転車やジョギングでは息があがってしまって余裕がないし

徒歩では距離や速度に限りがある

速いバイクでは風をきってしまい、こんなに味わえないだろう

 

夏の道端の匂いのバリエーションの多いことよ

林の影を通り抜けるときは、木陰と葉っぱの裏で冷めた空気の匂いがあるし

短い草の生えた空き地の側では、所謂草いきれの塊を感じられる 

イネ科の葉っぱと広葉樹とでは、温められた葉っぱの匂いも違う

 

昨日の雨のしっとり感が残る、苔の生えた擁壁の横を通り抜けるときは

「夏休みの鋭い匂い」としかいいようのない空気をかんじた

どう鋭いか言葉にするのがむずかしいが

ある夏休みのある場所の空気の味の記憶が、脳に鋭く差し込まれるような

抽象的なのに鮮明で硬質なかんじといいますか

 

 

匂いに関する記憶をめぐる感受性は落ちていってるのかなと

思うことが近年は多かったので、思いがけない鮮やかさはうれしくなる

季節を捉えた思い出はちゃんと書いておかなければな

サクレ

久しぶりにサクレを買って食べたところ

サクレが好きだったことを思い出したので追加で2つ買ってきて

日を開けて惜しむように食べたがそれもなくなったので

美味しく食べられる季節のうちにまた買ってくることにする

 

 

サクレとの出会いは小さな子供の頃に遡る

何かで病院に行って診察を受けた帰り、薄暗い院内の売店でサクレが売っていて 

それを親に買ってもらったのが最初だった 

シャビィだったこともあるかもしれないけど、 とにかく果物味の氷カップアイス。

何の怪我か病気か、予防注射か検診かは覚えていないが

とにかく子供にとってあまり幸福でない通院の直後だったこともあって

アイスを買ってくれるかんじだったんだろうな

マイナス方向に拗ねていた気分がプラスに振れる味がした

 

その後、同じ売店でサクレを買ってもらう機会は2回か3回はあったはずで

ちょっと定番になっていったのだった 

付近の他の店では当時あまり見かけないものだったので

完全に病院の売店で売ってるアイスとして当時の記憶に定着していたのだ

 

 


せっかくならば病院に行った帰りにサクレ食べたいと思ったが

今のところ病院に行く予定はない

強いてひねり出すなら歯科検診にでも行くかな、くらいですか

歯医者のあとにサクレはいやだなあ 

蝉2026

7月8日に今年初の蝉の鳴き声を聞いた

何蝉かはわからなかった

ミンミン、ひぐらし、つくつく法師はわかりやすいので判別できるが

それ以外の、ノイズの連続音タイプのやつは確信がもてない


調べてみたところ、日本には30種以上の蝉が生息していて

そこらへんで出会えるものの中で、連続音タイプのものは

大方クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミの三種であるらしい

有り難いことに鳴き声を動画にまとめて投稿している人がいて

聞いてみたところ、ニイニイゼミだった可能性が高そうであることがわかった 

30種以上居るなら、別なマイナー種の可能性もあるけど

暫定的にニイニイゼミであったということにしとこう 

 


秋の鳴く虫の鳴き声とかも、同じようにいちいち調べていけばわかるんだろうな

カエルの鳴き声も。カエルの鳴き声は以前判別できるようになりたいと思ったけど

図鑑にカタカナで表記された鳴き声の文字情報だけではピンとこなくて

なんとなく諦めてしまったということがあった

いまならさまざまな動画によって実際の音の知識を仕入れることができるだろうから

便利に学習ができるかもしれない

 

あとは樹木や草花とかもわかると楽しいんだろうなと思うけども

わかるに越したことはないんだろうが、 そんなふうにあれもこれもと考えていくと

面倒になって結局ひとつも勉強しなかったりするから、欲張らず

今日のところは蝉がすこしわかったからいいじゃないか 

ねじの知識

昨年譲り受けた古い原動機付自転車の手入れをちびちびやってる

どこもかしこも規格が古いので、部品を外す度に得られる知見がある



しばしばつまづくのが、ねじの規格について

ねじには螺旋状に溝がきってあるが、その溝の間隔に種類がある

所謂「メートルねじ」と「インチねじ」というものがあり

アメリカではインチねじが標準である、ということは知っていたが 

それとはまた別に、本邦においてもJIS規格のなかでの新旧が存在する

 

いまでは「旧JIS」と呼ばれている古いねじの規格は

1960年代にISO(国際標準化機構)の規格へ統一される以前に

日本産業規格に基づいて製造されていたものであるという

当然ながら現在出回っているねじの殆どは新規格に基づくものであり 

太さが同じでも、溝の間隔が違うためねじ込むことができないものが存在する

 

 

おそろしいことに、件の原付はその過渡期に製造されたもので

ひとつの車体のなかで、ねじの規格が混在しているようなのだ

 

バイクの部品には、ねじの一本に至るまで部品番号がふられて管理されており

本来そこらへんのホームセンターで買ってきたねじで代用するようなことは

想定されていないから、組み立てる上で問題はなかったのかもしれないが

そんな古い部品をメーカーから新品で取り寄せられるわけもないので

今なんとかしようとすると、まあ難儀なことではある 

 

しかしそんなことも、知識として頭に入っていれば

旧JISのねじを売っている通販業者なんかも探せばありますから

都度確かめながらなんとかやることができる

ねじひとつ取り替えるにしても芋づる式に知識が絡まってくる 

 

 

手を加えるごとに理解が進み、それは愛着へ接続する

そういう余地のある道具は好きだな 

続・台風

台風のわりには比較的穏やかな雨だったようだが

枇杷は荒天に乗じてやってきた野生動物にいくらか奪われたらしい。 

明らかに風で落ちたのではない、食い荒らされたような形跡があった

 

屋外で頑張ることを宿命づけられた野生動物が

悪天候のなかようやくありつけた食料だったんだ、と考えたら

まあ許してやろうかという気にならなくもない

 

青い実はまだいくつも残っている

天気のいい日に奪いに来たらその際は適宜とっちめることにしたい

 

 

台風一過とはならず、どんよりした天候がつづく。

台風

台風がやってくる

どこか南の海で蒸発した水蒸気が雲となって

天気予報で示すとおりの線に沿って日本列島へ運ばれてくる

長い旅路を空中で落ちずに堪えていた水蒸気が

何の因果かうちの家の前で耐えきれずぼちゃぼちゃと大雨の粒になって

落ちてきている音が窓の外でしてる

 

 

今年は例年になく多数実った庭の枇杷だが

それなりに熟したものが目立ってきたので、数日前にいくつか収穫した

買って食べたフルーツならまあハズレだと感じるレベルの味だが

庭からむしってきた実を食べてこの味がするなら上出来という程度にはうまい

今年は動物に掻っ攫われる前に自分の分を確保することができた 

 

枇杷は収穫してから追熟することはないらしいので

青い実はまだ取らずに放置してあるが

台風の具合によっては吹き飛んでしまうかもしれない

どうなることでしょうか

資料性博覧会情報


 
資料性博覧会19の情報が公開になりました。
今回も絵を担当しております。
昨年までと同様秋葉原にて、11月の開催です。
 
くわしくは
 
 
 
 
 
 
 
 

以下雑記

 

コンビニに行ってクレープの洋生菓子を買ってきて食べた

クレープとはうまいものだと食べる度に思うが

クレープ生地がうまいというよりは、その満足度は具材に依存している気がする

今回のは生クリームとチョコとバナナのやつだが、実際のところ味としては

その三者の融合物によるものが大部分である

 

それでも「クレープだからうまい」と感じるのは

仮にその三者のみを口に放り込んだとして、そりゃうまいには違いないが

やはりクレープのあのしっとりした生地にくるまっていないと

どうしたって物足りないであろうことが容易に想像できるからだ

 

 

かといって、クレープの皮だけをもぐもぐ食うことを想像してみても

やっぱり真価はそこにはないように思える

捉えどころのない不思議がある

 


どうやらクレープ生地は、中身の魅力を格段に引き上げる役割を果たす。

そのかわり、その皮によって全体が「クレープ」に書き換わってしまう

どんなに具の味しかしなくたって、それはもう「クレープ」なのであり

具に力を与える代わりに場を支配する、主従関係がそこに生まれる

 

 

  

サンドイッチとかは全然そんなこと思わないんだけどな

単にクレープが好きだからなのだろう