お知らせ
「楽園」春のウェブ増刊で公開された作品に
描き下ろし作品が加わった電子書籍版が発売になりました。
 
春のpanpanyaまつりとして公開分の4本に加え
描き下ろしで「ここはどこでしょうの旅⑪」の計5作品が
収録されています。是非見てみてください。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0C64KR7KL
 (訂正情報:リンクを間違えてましたが訂正しました)

 
②6月15日発売の 季刊エス82号 に作品が掲載されています
過去に発表したイラスト数点が紹介されているのと
作品に関するQ&Aにも回答しています
よかったら見てみてください 



 
 
以下雑記
家の分電盤を交換するため、電気工事業者がやってきた
男性二人組で、作業はつつがなく進行し
無事に真新しいものが設置された
今までのものと違い、つるっとした形状の白いケースに覆われていて
一回り大きく、なかなか現代的な面構え。
今後もし契約アンペア数が大きくなったとしても、対応できるものだという
 
 
古い分電盤は取り外され、先程まで新しい分電盤が入っていたであろう
パナソニックの段ボール箱に入れられていた。
業者の二人は工具を片付けるため、表の車とを行き来していた
 
家の外から、「こんなのはさすがに要らないだろう」というような話し声がしたので
ふと見ると、さっきまであった分電盤の入った箱がなくなっていた
 
家の中にある物品の傾向から、ひょっとして私が古い分電盤を欲しがるのではないか
いやさすがにこんな廃材までは…、といった会話を二人がしていたのではないか
そんな考えが頭をよぎった

古い分電盤について尋ねると、持ち帰って廃棄します、というので
じゃあ下さい!と言ったら、すぐに持ってきてくれた
どんな顔をしているかと思って見たが、親切な笑顔を崩さなかったので
プロだなと思った


取り外された古い分電盤を観察すると、こんな形してたのかと思わされる
新しいすべすべの機械とは対象的に、やけに装飾的で凹凸があるように感じる
案外ずっしりと重みもある。毎日のように目にしていたものだけど
壁に据え付けられた分電盤の重みを味わうことなんて今までなかったから
なかなか感慨深い。これだけでもくれと言ってよかったなと思える
 
使い道は特に考えてないけど
新しい分電盤の隣に並べて飾ろうかな
対比でお互いの格好良さが際立って見えるかもしれないし
歴代感も出るし。
 
もし次回電気工事業者が点検か何かしに来たとき
見たらどんな反応をするだろうかと考えると
やや申し訳ないような、楽しみなような変な気分にもなる