油断するとすぐ日記を書くのをおろそかにしてしまうな
ついこの間セミがどうとかいっていたのにもう寒い時期になってしまった
季節について
季節を懐かしむ感覚というのがある
それこそセミがみんみん鳴いてるような暑い季節であったり
寒い冬の終わり際や、吸った空気がきんきんに冷たいものじゃなくなったことを
味わう季節、クリスマスの歌が店内にかかっている季節、などなど
その季節に起きた出来事や情景を懐かしんでいるというよりは
季節、時期そのものがターゲットになってるような感じがある
いずれも、一年以内に味わっているものばかりのはずだから
セミなんてほんのついこの間だし
懐かしいというのも変なんだけど、なぜか季節のことを考えると
懐かしみを含んで脳裏に浮かんでくる
また、いざその季節になってみると、案外素通りしてしまっていることに気づく
現在がまさにそうで、夏頃にはたしかに「気づいたらぐっと寒くなっている
秋と冬の切り替わり目の季節」を懐かしんでいたような気がするのに
いまはその懐かしい季節の渦中にいるのに、特に感慨にふけることもなく
また別な季節を懐かしんでいたりするからな
いま丁度懐かしい季節の中にいることを思い出したい
葉が落ちた木をじっくり見てみたり
見当よりもちょっと厚着をしたり、少し薄着をしてみたりして外にでて
懐かしい季節の懐かし具合を強めに感じてみるという手もある
それにより、また別な季節に巡った際の懐かしみに使える可能性もある