薬局、というのは何故「局」なのだろうか
薬局と薬屋、ドラッグストアでは、薬剤師のいるいないが違うところで
薬局には薬剤師がいて、処方箋をもとに調剤してくれるのだということを
どっかで聞きかじった記憶があるが
ただ売るのが屋で、専門家が調合するのが局ということになる
局といえば郵便局だが
郵便屋さん、と言ったら配達員や窓口の人そのものを指す場合が多い
「手紙を出しに郵便屋に行く」という言い方はあまりしない
する人もいるかもしれないが。
たとえば手紙用品、封筒とか切手とか郵便用品を売るだけの店で
配達とかの機能を持たない店があったとしたら
それは郵便屋と呼ばれるのかもしれない
しかし局とはなんだ
そういえば、水道局というのもある
そう考えると、なにか公的な機関の支所というかんじかもしれん
薬局、薬剤師も国家資格であるから、性質としてはそうかもしれない
局所的、というような言い方もあるから、肝心な部分という意味もあるかな
「局」という漢字は形がかっこいい
句に旗をつけたような、この漢字最初に考えた人は
「いいかんじの字が出来た」と思ったかもしれない
まあそれはどうでもいいや
自分の記憶にあるかぎり最初の記憶はなにかということを考えてた
はっきり覚えている人はいるのだろうか
もっと小さい子供のころに記憶を大事にしておくべきだったかもしれない
大事にしていた方ではあると思うが、ほとんど覚えていない
幼少時住んでいた川崎市での記憶は、ある程度統合されて時間軸が曖昧に
なっているので前後関係がよくわからないところもある
幼稚園に入るとき、これからは毎日好きなことをして遊んでいるわけには
いかなくなるのだな、と思ったんだったか
幼稚園に入ってから、この間までは行かなければならない場所なんてなくて
好きなことをしていればよかったのだったな、と思ったんだったか
その両方だか、思った記憶はある
また、家の前の駐車場の、数十センチくらいの段差をジャンプしようとして
上でつまづいて、ああこれは落ちる、と思った記憶だけある
その後どう転倒してどう怪我したんだったか、思い出そうとしても思い出せない
家の中で、ユニポスカの金色のペンを持っていて
それがなんかの拍子に壁についてしまって、あーあ借家なのに、と親に言われた
というような記憶もうっすらある
家を引っ越す時、そのペンの付着を見たことも覚えている
まだまだ思い出せるが、どれが一番古いのだろうか
気まぐれに頭をひねってみたりしてる
顔を手でさわるとき、顔に手が触れる感触と、手に顔が触れる感触があると思うが
それを同時に認識しようと思うと、なぜかうまくできない
右手にかかる負荷と、顔にかかる負荷があるはずなのだが
顔と手の間に発生する負荷、という感じにしか知覚できていないようで
頑張って別々に感じようとしても両方を行ったり来たりしてしまう
また、服を着れば服を体の摩擦がありますから、それを確認する
同時に地面に立っていれば、足の裏に自重がかかっているから負荷を感じる
手にペンを持っていれば、それの重みや指に当たる感覚があるし
腕時計をしていればそれの肌触りもあるだろう
足を組んでいれば足と足が重なる感覚があるし
そういうものをひとつひとつ確認していくと、さっきまで何とも思ってなかった部分に
なにか負荷が新しく発生していくような心地がしておもしろく不思議なかんじする
さっきまで感じていなかったはずの足と足の重なる負荷が突然あらわれてくる
それで、へーと思ってると最初の服と服の摩擦のことなんかすっかり忘れていて
あっ服の感触ある、ずっとあったのに、というような気持ちになる
そんな遊びをしていた
言葉にするとなんだかよくわからないが