トイレのドアノブが壊れたのは数日前のことだった
中のバネがだめになって、ひねっても戻らなくなった
ただ戻しも手でひねればドアは開け閉めできるし、鍵も平気なので
不便だなと思いつつ数日我慢して使っていたが
今日交換用のやつを入手したので取り替えた


取り替えは、思ったより簡単にできる
ネジにあうドライバーで順番にネジをはずしていくと
ドアノブがスポっと取れる。木ねじで固定してあるだけなんだな
取ると、中から錆びて砕けたバネと錆び粉がさらさら出た

たぶんこの建物の新築時からついているドアノブなので
20年以上は前の製品だと思うが、全く同じ形のドアノブが売っていた
ただし、ドアの側面の部分、ノブをひねったときにイチョウ型の部品が
出たり引っ込んだりする面にメーカー名が刻印されており
その刻印だけが異なっていた

木ねじも新しいのがついている
あとははずすのと逆の順序で取り付ければいいだけだ
10分程度で全工程が完了した。



開け閉めしてみると、想像以上に抵抗感がある
古いのは破損前からガチャガチャと遊びがあり、回転も相当軽いタッチだったが
新しいのは新鮮なバネの反発感と、遊びも少なく摺動部の適度な摩擦感もあり
かなり粘り強いタッチであると感じた
動作音も相当静かで、どこか物足りないようなかんじもする