修学旅行に来ている
でかい公共施設で、建物の一階中央に幅十メートルくらいの廊下が貫いている
リノリウムの床と、壁はレンガ。あまり日光が入らないつくりで薄暗い
そこをクラスメートとともに列になって見学している
なにか映画作品のモデルになった建物だったかだと思う

廊下に、脇道がある
そこを見てみたいなと思い、列から抜けて見にいく
脇道を入ってすぐ左に折れており、その先は階段だった
そこまでの施設とうってかわって、木造のえらく古い造りの階段で
駅の階段によくある注意書きのような、階段の一段一段の縦の面に横長の広告が
たくさん貼ってあり、それも古めかしいものばかりで興味深い

ワンフロア上ったところの左手に木製の引き戸があり、そこは従業員の
休憩室だか当直室で、この階段は恐らく関係者以外は入ってはいけない場所らしい
おれは階段を写真にとっていたが、従業員らしき人に怪訝な目で見られたため
撮影するのはやめ、見学に来ている旨を説明する


まだ廊下の見学途中だが、寝る時間になる
見学施設と宿を兼ねた場所だったらしい
みんなで広い廊下に布団をしいていく
布団をひく場所を間違えたか、自分の班の人が周囲に一人もいなかったが
その班の周囲は騒がしい様子だったので、移動せずその場で寝ることにする



ユニクロ製の、濃灰色で分厚いフリース素材のパーカーを着て
デパートの階段を下りている
待ち合わせまではまだ50分ある
一階に下りたところに書店があったはずだから、時間までそこにいることにする