パソコンのモニターは中に光源が入っていて
画面の向こうから光が発せられているから
光が発せられている様を描いた絵や写真とよく合う
自分でパソコンで絵をかいていても、発光するものを
描いているときはすんなりなじむような気がする

それも自然光より人工の灯火のほうが、質感としてそのものの光に
より近づいていくようで良い


その方向でいえば
紙やキャンバスに描くときは、地面や壁面など
平板な物質や、白い紙に黒をのせた部分がくぼみや影となる
そういうものを描くのがなじんで心地いいかもしれない
 




朝、布団の中で
「もっと長い間寝ていなければ」という強迫観念のようなものが
目覚めの瞬間あらわれたような気がしたのだが
時計をみたらもう充分寝ていたので起きた

あれはなんだったんだろうか
起きたくない、というのとは違う、布団に縛り付けられているような
不思議な気分だった
しかしそれでも目覚めは悪くなかった