ふと気になったこと
テレビ等の正月の場面、あるいは正月シーズンの店舗等で定番のBGM
ペン、ペケペケペケペン というフレーズで始まる琴かなんかの音楽
曲名なんて考えたこともなかったが、考えてみたら何らかの楽曲の
一部分には違いないだろうと思って、気にし始めるとどうしても正体知りたくなり
ネット検索してみたらすぐ分かった「春の海」という曲だった
あれほど耳にしていた、この正月も何度も聞いてると思うが
正月における空気のような存在になっていて、だれかの創作物であるという
感覚がほとんど抜け落ちていた
曲名がわかった途端、なんとなく落ち着かないような気持ちになる
あの正月ペケペン曲がかかるたび「春の海。」と思ってしまうからな今後は
しかしこういう不確かなぼんやりした情報も、適当にわかっているキーワードを
打ち込んで検索すれば大概は目的の情報に行き着くからすごい
今回も「正月 琴 楽曲」で調べたらでました
いまでも、スマートフォンに検索単語を話しかけると、検索して出してくれる
という機能があり、テレビCMでもそういう用法を流しているのを見たが
あの感じもすごい
疑問に思ったことを言葉で発するだけで答えがずらずら出るという
疑問と、それに対する明確な回答がスムーズにつながる
念じた瞬間に欲しいものが手に入るとすると
だんだんほしいものなんてなくなっていくんじゃないかという気がする
たとえば機械が進歩して、念じるだけで検索して結果が見れるようになれば
念じた瞬間に疑問の答えがでる。疑問そのものが消えていくのではないかという
気すらしてくる
調べてわかるようなことは、疑問ですらなくなる
調べても答えの出ないようなこと、前人未到の知識だけが疑問になるだろうか