通りかかった道端の家に、パンツが干してあった
妙なのは、パンツばかり6枚くらい干してあったことだ
通りに面した家の狭い敷地に物干し竿があり、物干し竿に直接
片足をつっこむ格好で、同じ向きに等間隔にパンツがならんでいた
ほかの洗濯物はなかった
丁度運動会などで飾り付けられる万国旗のような格好。
しかも、サイズが左から小さい順にならんでおり、さらにおどろくべきことに
色がどれも無地で、左から白、徐々に青っぽくなり、一番右が紫に近い青色という
グラデーションになるようにならべてあり見事。
異様な拘りをもって整列させているとしか思えない、シャツや、ほかの洗濯物は
見栄えのために排除したというのか??几帳面に構成されているように見える
ひとんちのパンツの干し物なぞじろじろ見るきはないが、これほど見事に
掲示されると着目せざるを得ない、展示と言い換えてもいい
どういう気持ちで設置したのだろう、偶然にしてはできすぎている