友人の恐怖体験を聞く
親戚の子供が、でかい車輪のような乗り物に乗ってパーティーの会場におり
ものまね(?)をやってくれると言った
それはものまねというより口寄せや降霊術のようなもので
「大島ユリ子」という人物を自分に憑依させたのだという
親戚の子供は気を違えたような恐ろしい顔つきになりでかい車輪で走り回った
その顔はとても見ていられるようなものではなく目を背けたという
めちゃくちゃに走り回る子供は、パーティー会場にいた祖父に強くたしなめられ
落ち着きを取り戻した
運動会をやるだかなんだかで、広い駐車場に参加者が集まっている
それを入場行進しながら運動場まで歩いて行かねばならないのだが
なぜか俺が先頭で、応援につかう毛のふさふさしたやつを両手に持って
振りながら歩くという役割だった
集団はスタートするが、おれは運動場の場所を知らないので
てきとうに歩いていたら、坂の上の駄菓子屋みたいなところについてしまった
集団は半分以下の人数になっていて、半数以上は勝手に運動場に行ったらしい
せっかくなので、駄菓子屋の中を見てみると
ゴムでできた目出し帽のようなものが3つ干してある
目のところにはレンズが嵌めこんであり、ダイビングスーツの一種らしいが
かなり古いもののようで、めずらしいものが売っているな、と思う