「戻」という字を見て
もどる、は訓読みだがこの字は音読みでどう読むのかと考えてたら
音読みないような気がしてきて、音読みのない漢字なんてあるのかと
思って調べていたら、和製漢字というものにいきあたった

(ちなみに戻は音読みでレイと読むらしい)

和製漢字とは、中国より輸入された漢字ではなく、日本で独自に
作られた漢字で、なかには逆に中国に渡っていったものもあるという
この和製漢字のなかに、訓読みしかないものが多数あった

「畑」「匂」「凧」「笹」、、、などなど
たしかにいわれてみれば音読みできないものだな

どのように作ったんだろうか
勝手に漢字作っていいのか、はたけっていう漢字欲しいなと思って
田んぼが乾いた奴がはたけだから、田に火で畑でいいかなと
誰かが考えて言いふらして少しずつ広めたのかな
たしかに「畑」っていう漢字がないのとあるとでは、便利さ違うしな
それとも偉い学者とかが開発して公示したりしたのだろうか?

いつ作ったのか、ということも気になってくる
作った、ということは、最新の漢字というのがあるはずで
最後に作られたのがどれなのかということが問題となる
ひょっとして最近作られた新作漢字が何食わぬ顔で辞書に載って
いたとしても不思議ではないかもしれない?
旧字を簡略化したようなものはしばしば目にするが
もっと根本的に新しい漢字が発生するような事象があっても
不思議ではないように思うね
昔はこんな漢字なかったのに、というような字ってあるのか??


調べているうち、人工文字についての記述を見つけた
キリル文字やハングル文字は人為的に開発されたものだという話は
聞いたことがあったが、どうも日本にも人工文字というものがあったようで
ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットなどを加工して欠点を補ったような
文字が、明治から大正期の頃にいくつも考案されていたようです
「新国字」とか「日本新字」とかいうものらしい

そんなん現代はまったく聞かないから、大きな流れとしては廃れたのだと
おもうが、こういう流れの中から新たな漢字がいくつか出現し
日常に定着していったということはありうるように思う

新語というのはしばしば生まれるが、新字というのは生まれづらいのだろう
生むのは勝手に出来たとしても、定着の難易度が非常に高く思える
新語があるぶん、死語というのもけっこうな量があるようだが
死字というものはないのだろうか
旧字体はあるが、使われなくなって廃れた文字というのは。。。



眠くなってきたし、きりがないのでこのへんでやめてねます