自衛隊の者がオスプレイに乗らせてくれるという
広い河川敷のようなところにオスプレイがとまっているので
助手席に乗り込むと、自衛隊の者がエンジンをかける
オスプレイは、後ろ向きにすすみはじめ
着陸を逆再生するかのように、後ろ向きに離陸した
高度が安定すると、旋回して前方向に進み始めた
線路の上空を線路をなぞるように飛んでいく
飛びながら、これから自衛隊の施設の内部も見学させてくれる
ようなことを言うので、ありがたく見せてもらうことにする
そんな話をしていると、みるみる高度が下がるもんだから
線路の電線にぶつかりそうになり、羽やプロペラが引っかかって
しまうのではないかと思って訊いたが、操縦に慣れているから
そういうミスはないのだという
線路をたどっていくと、荻窪駅について、そこで下ろしてもらう
早朝で、電車が出るような時間帯だった
オスプレイは行ってしまう
自衛隊の施設に飛んでいくのだから、一緒にのせていってくれれば
そのまま施設を見学できていいんじゃないのか、と思う
それとも暗に帰れといっているのかな?とも思うが
荻窪駅の近くに自衛隊の敷地があったな、と思って歩き始める
早朝だから、すずしくてあまり人もいない
とりあえず北口のほうを歩いていく
(荻窪駅という名前で登場したが、どちらかというと国分寺駅に似ている)
闇雲に歩いても自衛隊の敷地が見つからないので、スマートフォンで
マップを見てみると、すぐ近くに自衛隊の寮があると書いてある
なるほど近くに寮があった、ここの事務室で事情を話してみることにする