東京蚤の市というフリーマーケットのようなものに行った
蚤の市というのだから、がらくたのようなものが集うものかと思ったら
洒落たアンティーク、レトロ調の品々が比較的高価な値段でならんでおり
がらくたには違いないが

こういうのは、ごみのようなところからごみを見つけてきてそこに価値を見出すのがおもしろい
のであって、付加価値つけられ済みのものが並んでいても、あまり興味わかないのだな
化石を掘るのがすきなのに、掘り出し済みのやつが高く売られているような感覚にちかい。
こういうのは多少げんなりする
格好いいものも並んではいるが、どうも食指が動かない
蚤の市というのはもっといい意味でごみ系のイベントかと思っていたよ


そこで売られていた地図のスタンプ(上の画像のもの)を買った
ほかに一緒に並んでいた自転車とか鳥とかの図柄のものは、
これよりもシンプルで小さいのに、なん千円もしてたが
なぜかこのスタンプは、大きくて精巧な図柄のくせに500円で売ってた
お洒落じゃないし、使い所がまったくないから安いのだろう
値段の安さが商品価値の低さを物語っているようでおもしろかった
こういうのがいちばんおもしろい

東京館というのがなんなのか、まったくわからないが何らかの施設だろう
と思ってグーグルマップで調べたところ、「リゾートホテルラフォーレ伊東」というのが
どうやら現在の名称らしいことがわかった、現存するホテルの昔の地図だったのだな
いまは印刷でするんだろうが、昔はスタンプで案内状にマップをつけてたのかな
なぞだが、 版面の精度も相まってミステリアスなグッズに感じられる
そうそう必要になるようなものでもないが、価値が生まれてきてる感じする





帰り道に、古本屋の100円均一コーナーがあったので見てたら
「路傍の石神・石仏」という本があったので、おもしろそうなので買った
見てみると、豊田村教育委員会の発行と書かれている
豊田村とは長野県の村で、調べたら現在は統廃合により消滅しているようです
つまり消滅以前に発行されたもののようだ(昭和56年発行、統合は2005年)
箱入りの、それなりに立派な本です

豊田村にある、石仏、お地蔵さん、庚申塚、石碑などが写真とともに紹介されている
というかなりマイナーな本だが教育委員会が出してるだけあって真摯な感じがして
とてもよいかんじ、暇を見つけて読むことにする