成り行きで近所の家のペンキ塗りを手伝うことになった
絵とかかいてるから筆で色ぬるの得意かと思われたのか
それともよく家にいるから暇していると思われたのかな
なんでもよいが
色をぬりながら、家の持ち主の初老の婦人とずっと会話をしてた
UFOや幽霊の話
樹木がたおれてきた話
犬の話
旅の話
婦人の故郷の話
家の構造の話
暖房器具の話
近所で自殺者があったという話
寺社仏閣の話
などとりとめもなく会話しながらペンキ塗っていたら
いつのまにか日が暮れていた、とてもたのしかった
また塗りにいく約束をしてわかれた
友達と遊ぶ約束をした小学生のころのような気分になる