なにこれ珍百景という番組で放送されていた
指宿の観光列車の車窓から、旗を振って見送る市職員の集団の光景
というのがあったが、非常に感動した
指宿は竜宮伝説の残る町であるが
車窓から知らない人たちがこちらに笑顔で手を振っている
誰だか知らないが、訪問を歓迎してくれてたんだな、というポジティブな
気持ちだけがふと一瞬うかぶのかもしれない
そんなこと思うまもなく、手を振る人はみえなくなるかもしれない
でもその不思議さがあいまって、忘れがたい記憶になるとおもう
いつか思い出して、首をかしげるかもしれんがそれもよし
非常に愛情にあふれた光景だとおもった
旅行で関西に行ったとき、とある小島の旅館に泊まったことがあったが
帰りの小船で陸に帰るとき、旅館の従業員たちが
見えなくなるまでこちらに手を振っていた
その日はそのことばかり考えていた。それを思い出した