もらいものの信玄もちを食ってて思ったあれですが、
「きな粉」と「きな臭い」の「きな」は語源一緒だと勝手に
思ってたのですが、あれぜんぜんべつのものだったね

きな粉は、そもそも「黄なる粉」がなまったもののようで
あれは大豆を粉にしたもんだが、たしかに黄色い粉と
いってしまえばそれはそうだなというかんじで
緑色の大豆をつかえば緑のきな粉になるらしい
そういうのもあるという

きな臭いは、あやしいとか胡散臭いといった意味の言葉であるが
そもそもはものの焦げる臭いのことを指すらしい
なんか紙とか布が焦げはじめてるようなにおいを
感知して、なんかあやしいぞといった意味から転じた
ものだということだ
音の語源は諸説あるらしいが、布臭い、木の臭いあたり
からなまってきな臭いになったという説がある


そんなこんなで信玄もちを食っていたけど、あれはどうも
きな粉がぼろぼろとこぼれるんですね、こぼれる前提なのか
ビニールのふろしきみたいなもんで包まっているけど
あれをひいて食べるのか、正式なたべかたあるんですかね
おれはいつも容器からなるべくこぼさぬようたべているけど
あれはあれでストレスのたまるもんですから

皿とかにあけてしまえばいいとも思うんですが
どうもあのパッケージングはあの中で完結することを意図した
デザインに思えて仕方なく、回答があるんではないかといつも
試行錯誤してるが明解な回答にはいまだたどり着けないでいる
そこも含めて信玄もちは好物です
でもいつもたれが余る